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【材料】カップヌードルの世界ブランド化進捗に注目「日清食品」、SMBC日興証券(花田浩菜)

日清食HD <日足> 「株探」多機能チャートより

こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

SMBC日興証券は7/1付けの「Opening Bell」で日清食品ホールディングス<2897>の目標株価変更を発表しています。

海外での「カップヌードル」のグローバルブランド化を進めていている同社は、海外事業を21/3期に向けて相対的に伸ばす内容の中期計画を発表済みです。そしてすでに中国では、その施策が結果を見せ始めているようです。

しかし、SMBC日興証券では『低価格競争の激しい北米事業、新規参入市場の多いアジア事業、需要拡大が未知数の欧州事業』には不透明感があるとして、『これらの営業利益が同社計画ほど拡大するとの確信を持てない』と分析。同社の目標株価を6,170円から5,750円に引き下げるとしています。

カップヌードルは、日本ではここ数年増収基調で、エスニック味や低カロリーのLightタイプ、女性需要を狙ったLightプラスなどの展開も進んでいます。

同社の今後については、米、欧、東南アジアでのカップヌードルのブランディングの成否が大きなカギを握っているようですね。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター花田浩菜

《FA》

 提供:フィスコ

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