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【市況】一部で陽転シグナル発生が近づくが/日経225・本日の想定レンジ

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

[本日の想定レンジ]
 30日のNY市場は上昇。英国の欧州連合(EU)離脱決定を受けて欧州中央銀行(ECB)が債券購入の条件緩和を検討していることが報じられ、これが材料視されて買いが先行。その後も週間新規失業保険申請件数が予想に一致したほか、6月シカゴ購買部協会景気指数が予想を上回る堅調な内容となったことも好感されて上げ幅を拡大した。ダウ平均は235.31ドル高の17929.99、ナスダックは63.43ポイント高の4842.67。

 シカゴ先物にさや寄せす格好から買い先行となり、昨日の大引けにかけての上げ幅縮小による陰線部分は吸収してきそうである。一目均衡表では転換線を再び突破してくるほか、パラボリックではSAR値が15782円辺りに低下してきており、陽転シグナルを発生させてくる可能性がある。MACDもシグナルとの乖離が縮小してきているため、シグナル好転が意識されてくる可能性はありそうだ。15600-15800円のレンジを想定する。

[予想レンジ]

上限 15800円-下限 15600円

《TM》

 提供:フィスコ

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