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【経済】速報:BCCC、日本初の体系的教育「ブロックチェーン大学校」開校へ


ブロックチェーン推進協会(以下 BCCC)は、日本国内のブロックチェーンを活用するエンジニアや、ブロックチェーン導入を検討する金融機関や企業担当者への教育カリキュラムとして、「ブロックチェーン大学校」を開校することを30日の記者会見で発表した。

フィンテック(金融IT革命)の中核技術として大きな注目を集めているブロックチェーン技術だが、新技術であるがゆえに、体系的な情報や教育機会が日本では十分に整っておらず、利活用技術への理解がなかなか進んでいない点が課題であった。これに対して、BCCCでは、日本国内におけるブロックチェーン技術の普及・啓発を推進していく上で、利活用技術の最新かつ正確な知識をブロックチェーンの担い手に定着させるべく「ブロックチェーン大学校」の開校を決めた。この大学校は、BCCC会員企業であるビットバンク株式会社(代表取締役CEO:廣末紀之、本社:東京都渋谷区)の協力を得て運営し、BCCC会員企業の社員を対象に第1期/第2期/第3期の合計3回実施する。第1期については、2016年7月から募集を開始し、8月開講予定。

教材製作者は、Bitcoin コミュニティメンバーとして知られ、BitGo、Bitpayなどのビットコイン関連の著名企業において、中核エンジニアとして勤務していたライアンX. チャールズ氏。講師は国内初のブロックチェーン専門書「ブロックチェーンの衝撃」の「ビットコインの最新技術」著者でもあるビットバンク社技術顧問ジョナサンアンダーウッド氏。

BCCCでは普及委員会においても各種イベントやセミナーを企画しており、ブロックチェーン導入事例の紹介や、会員企業のコラボレーションによる実証実験の実施など、ブロックチェーン技術への理解を促進するだけでなく、新たな価値を伝える施策を積極的に展開し、金融にとどまることなく幅広い業界での普及を図っていくことを計画している。

 提供:フィスコ

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