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【通貨】外為サマリー:1ドル102円後半で推移、依然上値は重い展開

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 30日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時過ぎ時点で1ドル=102円78銭前後と前日に比べ30銭強のドル高・円安で推移している。

 ドル円相場は102円後半で推移。NYダウの上昇などを受け、早朝に103円前後まで値を上げたが、午前9時の東京株式市場の売買開始以降は102円70銭前後へやや軟化している。英国の欧州連合(EU)離脱に対する過度な警戒感は薄らぎつつあるが、依然、103円を超える上昇には材料不足で上値は重い展開。この日、経済産業省が発表した5月の鉱工業生産指数の速報値は、前月比2.3%低下の95.0だった。市場予想(0.2%低下)を下回った。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1109ドル前後と前日に比べ0.0030ドル強のユーロ高。対円では1ユーロ=114円19銭前後と同80銭前後のユーロ高・円安。ポンドは対円で1ポンド=138円20銭前後と同1円00銭強のポンド高・円安で推移している。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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