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【特集】ネクシィーズG Research Memo(5):業界No.1の電子雑誌出版社

ネクシィーズ <日足> 「株探」多機能チャートより

■会社概要

(4)ソリューションサービス事業 電子雑誌(ブランジスタ)

電子雑誌事業は、子会社のブランジスタが2007年にスタートさせた。電子雑誌は「めくって押すだけ」で情報閲覧はもちろん、動画視聴や検索、予約・購入までができる雑誌とインターネットの長所を融合したクロスメディアである。現在、旅行電子雑誌「旅色」や男性ファッション誌「GOODA」など11誌が刊行され、月間200万人以上のユーザーに無料で読まれており、ネクシィーズグループ<4346>は自社で企画・制作・営業機能を持つ国内No.1の電子雑誌出版社である。長年の芸能プロダクションとのネットワークにより、雑誌の表紙には、映画やドラマの主役級の有名人気俳優や女優などを起用できるのも同社の優位性だ。キュレーションサイト(まとめサイト)をラインナップに加え、1年以内に読者数600万人を目指している。

ビジネスモデルは、広告掲載料を飲食店やホテルなどからもらうパターンと制作したコンテンツを企業に納品して制作費をもらうパターンに分かれ、その両方の収入を得るパターンもある。電子雑誌は紙の雑誌と異なり、ページ数の制限がないため、広告掲載においても上限がない。同社は月額課金(月2.5~8万円)で広告掲載を行っており、5,000件に及ぶ広告クライアントの継続率は約7割と高く、ストック型の事業モデルが確立している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)

《HN》

 提供:フィスコ

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