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【通貨】外為サマリー:1ドル102円10銭台で推移、上値では利益確定売りも

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 29日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=102円18銭前後と前日午後5時時点に比べ5銭前後のドル安・円高と横ばい圏。ユーロは1ユーロ=112円97銭前後と同10銭強のユーロ安・円高で推移している。

 ドル円は、午前9時頃は102円60銭前後で推移していたが、その後、ジリジリと下値を切り下げる展開。日経平均株価は前日比200円超上昇の堅調な値動きとなったが、ドル円は午後2時過ぎに102円17銭まで下落した。欧州連合(EU)離脱を巡る英国の国民投票で離脱派が勝利した後のリスクオフ相場がやや薄らぎ、前日のニューヨーク市場で102円84銭まで値を上げる場面があったが、依然上値では利益確定売りが膨らんでいる。今晩の欧米株式市場が、前日に続き上値を試す展開となるかが注目されている。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1056ドル前後と前日に比べ 0.0010ドル強のユーロ安・ドル高で推移している。ポンドは対円で1ポンド=135円89銭前後と同40銭強のポンド安・円高で推移している。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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