【特集】決算マイナス・インパクト銘柄 … Jフロント、象印、平和堂 (6月28日発表分)
平和堂 <日足> 「株探」多機能チャートより
―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の6月27日から28日の決算発表を経て29日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.2 平和堂 <8276>
17年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比8.0%減の29.9億円に減り、3-8月期(上期)計画の78億円に対する進捗率は38.4%にとどまり、5年平均の44.9%も下回った。
▲No.3 Jフロント <3086>
17年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比30.8%減の87.3億円に落ち込み、3-8月期(上期)計画の200億円に対する進捗率は43.7%にとどまり、5年平均の48.7%も下回った。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<7965> 象印 東2 -12.65 6/28 上期 11.96
<8276> 平和堂 東1 -10.13 6/28 1Q -7.98
<3086> Jフロント 東1 -4.72 6/28 1Q -30.79
<9976> セキチュー JQ -2.26 6/28 1Q 6.19
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした29日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。
株探ニュース