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【市況】日経平均は200円高でスタート、3年3ヶ月ぶりの安値をつけていたトヨタ自は3%前後の上昇/寄り付き概況

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 15523.35 (+200.21)
TOPIX  : 1241.27 (+16.65)

[寄り付き概況]

 本日の日経平均は3日続伸でスタートした。28日の米国市場では、英国の欧州連合(EU)離脱による懸念が一服し、欧州株が全面高となった流れを受けて買いが先行。原油相場の上昇に加え、1-3月期国内総生産(GDP)確定値が改定値から上方修正されたことや、6月消費者信頼感指数が昨年10月以来の高水準となったことも好感された。前日に売り込まれた金融株を中心に買い戻しも広がり、NYダウは269ドル高となった。こうした流れを受けて東京市場でも買いが先行し、日経平均は3ケタの上昇となっている。

 売買代金上位では、トヨタ自<7203>が3%前後の上昇となっているほか、三井住友<8316>、三菱UFJ<8306>、みずほ<8411>といったメガバンク株が買われている。欧州関連株として前日まで下落の目立ったマツダ<7261>も急反発。東京海上<8766>は4%超高と上げ目立つ。一方、ブリヂス<5108>や7&iHD<3382>がさえない。ニトリHD<9843>は2%超の下落。有機EL関連として買われていたVテク<7717>は急反落している。

 セクターでは、保険業、鉄鋼、その他金融業が上昇率上位。半面、ゴム製品、石油・石炭製品、小売業などが売られている。

《WA》

 提供:フィスコ

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