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【通貨】NY為替:英国のEU離脱ショックは一段落、リスク回避後退

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより

28日のニューヨーク外為市場でドル・円は、102円31銭から102円84銭へ上昇し、102円80銭で引けた。米・1-3月期GDP確定値は予想以上に上方修正されたため、債券利回り上昇に伴うドル買いが再燃した。また、日本政府と日本銀行の協議を控えて当局が刺激策を導入するとの期待感が広がり、リスク選好の円売りが優勢となった。


ユーロ・ドルは、1.1035ドルへ下落後、1.1091ドルへ上昇し、1.1072ドルで引けた。欧州株式相場の反発でユーロ買いが再燃。ユーロ・円は、113円14銭から113円86銭へ上昇。株高に連れたリスク選好の円売りが優勢となった。

ポンド・ドルは、1.3419ドルまで上昇後、1.3275ドルへ下落。英国の欧州連合(EU)離脱ショックを受けたポンド売りが一段落した。

ドル・スイスは、0.9774フランから0.9837フランへ上昇した。欧州株式相場の反発で安全資産としてのフラン買いが後退した。

《MK》

 提供:フィスコ

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