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【特集】三栄コポ Research Memo(3):減収減益を予想するも、依然高水準の決算

三栄コ <日足> 「株探」多機能チャートより

■業績動向

(2) 2017年3月期の予想

三栄コーポレーション<8119>の2017年3月期業績予想は、売上高は49,000百万円(前期比0.8%減)と微減であり、OEM事業の減少をブランド事業がカバーする形だ。営業利益は1,800百万円(同23.8%減)、経常利益1,800百万円(同25.7%減)、親会社株主に帰属する当期純利益1,300百万円(同9.4%減)と減益を見込む。減収減益の予想ではあるが、長いレンジの中で見れば、過去20年で最高だった昨年の売上高に肉薄し、経常利益においても3番目であり、円高の逆風の中で高い水準を維持するという点は評価に値する。通期の業績見通しの前提となる為替レートは1米ドル当たり110円、1ユーロ当たり125円である。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)

《SF》

 提供:フィスコ

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