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【市況】米系大手証券はドル円が100円を割り込んでも円売り介入が実施される可能性は低いと予想

ドル円 <日足> 「株探」多機能チャートより
 JPモルガン証券の為替リポートでは、日米金利差とドル円レートの間には比較的強い正の相関関係があると指摘。今月入り後の日米2年スワップ金利差と相関から示唆されるドル円水準は101円82銭で、現在の実勢値に近いと解説。

 昨日、米国のルー財務長官が「単独での為替介入は安定を損なう」、「(介入には)秩序を欠いた市場に基づく理由と、行動の必要性が無ければならない」、「市場にはある種の秩序がある。サプライズとその反応があったが、市場のシステムは全て機能している」と発言したことを受け、ドル円が99円まで急落したあとも、介入に対して否定的なスタンスを変えていないことが示唆されたと指摘。

 同証券では、ドル円が100円を割り込んでも円売り介入が実施される可能性は低いとの見解を示している。
《MK》

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