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【材料】オンコリスバイオが続急伸、OBP-1101に関する国内特許査定受領を好感

 オンコリスバイオファーマ<4588>が続急伸。27日の取引終了後、がんの体外検査薬として開発を進めているOBP-1101(テロメスキャンF35)について、CTC検査方法に加え、新たにウイルス構造に関する国内特許査定を受領したと発表しており、知的財産戦略の強化につながるとの見方から買いが入っている。

 テロメスキャンF35は、テロメスキャン(OBP-401)に比べて感染効率を高める一方、正常な血球細胞での増殖を抑制し、血中がん細胞(CTC)の特異的な検出能力を高めた新規がん検査用ウイルス。既に、がんの体外検査方法をカバーする国内特許は登録されているが、今回はウイルスの構造に関する特許出願について、特許査定を受けたとしており、これにより、日本におけるテロメスキャンF35の特許保護期間は最長で2032年2月まで延長されることになるとしている。なお、同件による16年12月期業績への影響はないとしている。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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