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2016年06月27日17時26分

【市況】【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家虫とり小僧:イギリスのEU離脱騒動でマーケットが荒れていますが・・


以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家、虫とり小僧氏(ブログ:いつか子供に伝えたいお金の話、ツイッター:@mushitori)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2016年6月26日21時に執筆


イギリスのEU離脱騒動(Brexit・ブリグジット?・ブレグジット?)にともなって、世界中のマーケット(株価や為替)が荒れています。6月24日の値動きはけっこうパンチがありましたね。

んでも・・・
資産形成のために長く投資を続けていれば、あのようなことがたまに起こるのは当たり前です。

まあ、一日にあそこまで動くのは稀だとしても、似たような値動きは年に1~2回はあるものです。

そして、過去のデータを見る限りにおいては、数年(3~4年?)に一度くらいのスパンで本格的なトレンド変化があるのも普通のことです(そういえば、日本ではアベノミクスが始まってもうそろそろ4年くらいですねえ・・)。


資産形成の手段として投資を行っている人で、ここ最近のリスク資産の値動きに焦って仕事が手に付かなくなったり、熟睡できないような事態に陥った人は、おそらくリスクの取りすぎ(投資額が大きすぎるか、投資方法がフィットしていない)でしょう。事前の勉強不足や覚悟不足の可能性もあります。

今回の急落は、各投資家が実践している投資法や資産配分が、本当に自分にフィットしていて長く続けられるものなのかどうかをテストする機会みたいなものだったのかもしれません。

せっかくの機会なので、本格的なトレンドチェンジ(下落相場入り)などもイメージしておいたほうがよいと思いますよ。

本格的な下げ相場に入れば、上がったり下がったりしつつ、ダラダラと2~3年間に渡って投資しているリスク資産が減り続ける、なんてことも十分にあり得ます。

リスク資産が1~2割下がったくらいで動揺していては、資産形成のために投資を継続させことなんてできません。リスク資産が増えたり減ったりすることは、夏は暑くて冬は寒いことくらいに当たり前で普通のことです。

自分のブログでも再三書いていますが、長く投資を続けていれば一時的にリスク資産が半分以下になることもある、というくらいの覚悟が必要でしょう。

個人的には、そのような事態がいつ起こっても大丈夫なように、またそれが当分の期間長続きしても気にならず、かつ勝算が持てるように、大儲けや刺激を放棄して、自分なりにカスタマイズしたインデックス投資を選択しています。そして、いつでもノーストレスです。


投資が仕事の人は、事前に乱高下を予測し、そしてそのたびに最も効率的な手段を講じるべきでしょうし、投資が趣味の人は、乱高下でアドレナリンをまき散らしながらそれを堪能するのもアリだと思います。

しかしながら、資産形成のために投資を生活の中に組み込んでいるような人は、今回の急落を「心乱されない投資スタンス確立のためのストレステスト」に役立てるくらいがちょうどいいと思います。


普通の個人投資家にとって大切なのは、いつ暴落があるかを予測することではなく、いつ暴落があってもそれまでと同じように継続できる自分なりの投資スタンスを確立しておくことなのではないでしょうか。

株価や為替の値動きに関しては、私のようなザコだけではなく、多くの普通の人にも事前の予測は困難なはずです。仮にそれができるとしても、そこに時間を費やし過ぎることは、他の楽しい時間を侵食し、結果的には生活の質を下げることに繋がりかねません。

投資が仕事や趣味でない限り、人生において投資に割く時間と心はなるべく少ない方が、トータルな満足度は高いのではないか、ということです(すべての人に当てはまるわけでないことは承知していますが)。

短期間で大儲けはできなくとも、いつ暴落に見舞われても大丈夫なように準備し、そして暴落時にもコツコツと投資を続けることで、長い目で見ればそれなりの利益を得られる可能性が高いだろうと私は考えています。

《MT》

 提供:フィスコ

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