【特集】<みんかぶ・個人投資家の予想から>=「買い予想数上昇」1位に日立
日立 <日足> 「株探」多機能チャートより
日立は前週末の波乱相場の余韻を引きずったまま、きょうも下値模索の展開を余儀なくされている。英国のEU離脱決定に伴うリスク回避ムードで為替の円高が進行、輸出採算の悪化懸念に加え、同社は日本企業の中でも英国に生産拠点を多く抱える企業として売りのターゲットとなっている。ただ、時価PERは10倍を切る水準まで下がっているほか、PBR0.7倍前後は日本を代表する重電メーカーとしては割安感が強く、個人投資家の間で押し目買い妙味も意識されているもようだ。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)