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【通貨】外為サマリー:1ドル102円前半で一進一退、政府・日銀緊急会合開催も反応限定的

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 27日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時過ぎ時点で1ドル=102円21銭前後と前週末に比べ80銭前後の大幅なドル安・円高で推移している。

 前週末24日の東京市場は、英国の欧州連合(EU)離脱決定で一時99円前後まで大幅なドル安・円高が進む大荒れの展開となった。同日の欧米市場では一時103円台まで値を戻したが、上値は重く102円前半の一進一退が続いた。

 週明け27日の東京市場は、日経平均株価が反発して始まったものの、為替市場は102円20銭前後でのもみ合い状態が続いている。この日、政府と日銀は緊急会合を開き、安倍首相は「必要な対応を機動的に実施する」と表明した。ただ、同会合に対しての市場の反応は限定的だった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1004ドル前後と前週末に比べ0.0150ドル前後のユーロ安。対円では1ユーロ=112円47銭前後と同2円50銭前後のユーロ安・円高。ポンドは対円で1ポンド=136円84銭前後と同5円40銭強の大幅なポンド安・円高で推移している。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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