【特集】決算マイナス・インパクト銘柄 … 高島屋、パルコ、ジンズメイト　(6月24日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の6月23日から24日の決算発表を経て27日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　ジンズメイト <7448>
　17年2月期第1四半期(3-5月)の最終損益(非連結)は1.9億円の赤字(前年同期は1.6億円の黒字)に転落した。

▲No.2　パルコ <8251>
　17年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比4.7％減の31.5億円に減り、3-8月期(上期)計画の69.5億円に対する進捗率は45.4％となり、5年平均の44.0％とほぼ同水準だった。

▲No.3　高島屋 <8233>
　17年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比2.9％減の81億円となり、3-8月期(上期)計画の158億円に対する進捗率は51.3％となり、5年平均の52.7％とほぼ同水準だった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<7448> ジンズメイト 　東１ 　 -11.54 　　6/24　　　1Q　　　　赤拡
<8251> パルコ 　　　　東１ 　 -10.92 　　6/24　　　1Q　　　 -4.74
<8233> 高島屋 　　　　東１　　 -9.22 　　6/24　　　1Q　　　 -2.89
<6279> 瑞光 　　　　　東２　　 -4.29 　　6/24　　　1Q　　　151.69
<2662> ダイユー８ 　　東１　　 -2.11 　　6/24　　　1Q　　　　6.09

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした27日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。

株探ニュース