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【市況】東京株式(寄り付き)=反発、英国EU離脱ショックの反動で買い戻し

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 週明け27日の東京株式市場は買い先行でスタート、寄り付きの日経平均株価は前日比201円高の1万5153円と反発。

 前週末に英国EU離脱か残留かを問う国民投票で離脱派が勝利したことで、世界株は大波乱の展開となった。しかし、日経平均は世界に先駆して1300円近い暴落をみせたことから、目先下げ過ぎとみたリバウンド狙いの買いや売り方の買い戻しが優勢となっている。ただ、英国EU離脱決定による不確実性の高まりは、東京市場にも断続的な影響を及ぼすことが想定され、為替の動向を絡めて不安定な地合いが続きそうだ。前週末に東証1部で群を抜いて商いをこなし急落したトヨタ自動車<7203>の値動きなどが全体相場の方向性を示唆する銘柄として注目されそうだ。

 寄り付き時点で業種別では33業種中、証券、鉄鋼、鉱業、輸送用機器を除き高い。値上がり上位に非鉄、ゴム製品、電力ガス、医薬品、食料品など。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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