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【通貨】外為サマリー:英国のEU離脱で一時98円台に下落、日米欧の為替介入などに期待

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 24日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=102円33銭前後と前日午後5時時点に比べ2円10銭前後の大幅なドル安・円高。ユーロは1ユーロ=112円77銭前後と同5円40銭強のユーロ安・円高で推移している。

 ドル円は朝方、英国のEU残留期待から106円台で推移していたが、その後、徐々に値を切り下げ、午後9時台は105円前後の一進一退。ただ、離脱派の勢いが強いと分かると上値を切り下げ、午前11時過ぎに一段の下落。英国のEU離脱が決定的となると午前11時30分過ぎに一時99円を割り込む急激なドル安・円高となった。ポンドも暴落状態に売られた。ただ、100円割れは一瞬にとどまり、午後にかけ101円から102円台に値を戻した。市場には、日銀による為替介入期待が強いほか、臨時のEU首脳会議や欧州中央銀行(ECB)の開催などへの思惑も高まっている。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1017ドル前後と前日に比べ 0.0300ドル強のユーロ安・ドル高。ポンドは対円で1ポンド=139円20銭と同14円70銭強の大幅なポンド安となった。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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