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【市況】欧州大手証券、医薬品セクターの株価に3年連続高パフォーマンスを期待するのは無理がありそう

テルモ <日足> 「株探」多機能チャートより
 クレディ・スイス証券の医薬品セクターのリポートでは、7月に入ると決算発表までは各社とも沈黙期間となり、会社側が企画するイベントも見当たらなくなるため、様子見気分が強まるのは避けられないと指摘。セクター株価は2014年から2015年にかけての高パフォーマンスの反動もあって現在は総じて調整気味、その受け皿的に医療機器のテルモ<4543>やヘルスケア関連のシスメックス<6869>、エムスリー<2413>などのパフォーマンスが高まった面もあると解説。

 「医薬品セクターの株価に3年連続の高パフォーマンスを期待するのは無理がありそう」としながらも、個別銘柄では塩野義製薬<4507>、中外製薬<4519>、小野薬品工業<4528>、協和発酵キリン<4151>、参天製薬<4536>を推奨。

 医療機器/ヘルスケア関連では為替の影響が小さいエムスリー、為替の影響は気になるが抵抗力がありそうなシスメックスを推奨している。
《MK》

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