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【市況】NY原油:続落で49.13ドル、週間統計は需給改善期待が後退する内容に


NY原油は続落(NYMEX原油8月限終値:49.13↓0.72)。朝方は50ドル前後でのもみ合いとなったが、23時30分以降、だれる展開となり、2時35分には48.40ドルまで下落した。米エネルギー情報局(EIA)が発表した石油在庫統計で、原油在庫が市場予想ほど減少しなかったことから、需給改善期待が剥落する格好となった。また、産油国のナイジェリアで、石油設備施設を攻撃していた武装勢力が、政府と停戦で合意する可能性が高まったと報じられたことも重しに。


ただ、チャート上では、切り上がる50日移動平均線をサポートとした反発が続いている。100日移動平均線が200日移動平均線を捉えていることから、中期的な下げトレンドは転換したと言えよう。

《MT》

 提供:フィスコ

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