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【市況】東京株式(前引け)=売り方の買い戻し一巡で反落

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 22日前引けの日経平均株価は前日比166円51銭安の1万6002円60銭と反落。前場の東証1部の売買高概算は7億4094万株、売買代金概算は7675億4000万円。値上がり銘柄数は206、対して値下がり銘柄数は1656、変わらずは87銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、英国EU離脱の是非を問う国民投票を目前に控え、買い手控えの様相で、目先利益確定の売りに押された。前日までは前週の急落の反動で売り方の買い戻しの動きが株価を押し上げていたが、これが一巡したことも下げを助長した。前場の売買代金は7700億円弱にとどまり、一段と市場エネルギー不足が際立っている。

 個別では、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクが安く、ブイ・テクノロジー<7717>も売られた。ファーストリテイリング<9983>も軟調。東京ガス<9531>が安く、ジャパンディスプレイ<6740>も値を下げた。一方、アローラ副社長の衝撃的な退任が発表されたソフトバンクグループ<9984>は逆行高となった。日本製鋼所<5631>が上昇し、カルビー<2229>も物色人気に。gumi<3903>も高い。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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