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【市況】日経平均は73円安で4日ぶり反落スタート、直近3営業日700円超上昇で買い戻し一巡/寄り付き概況

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 16095.81 (-73.30)
TOPIX  : 1289.87 (-4.03)

[寄り付き概況]

 本日の日経平均は4日ぶりに反落してスタートした。21日の米国市場では、英国の欧州連合(EU)離脱を巡る懸念が後退したことが引き続き好感され、NYダウは24ドル高となった。また、注目されたイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の上院議会証言での発言が警戒されたほどハト派に傾斜しなかったとの見方から、為替相場は一時1ドル=105円台まで円安に振れた。ただ、日経平均は直近3営業日で700円超上昇しており、本日は買い戻し一巡で売りが先行する格好となっている。

 売買代金上位では、トヨタ自<7203>、ソニー<6758>、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、小野薬<4528>などが軟調。東瓦斯<9531>が4%超安、日東電<6988>が3%超安と下げ目立つ。一方、アローラ副社長の退任が伝わったソフトバンクグ<9984>が2%高。本日午前に株主総会が予定されている。NTT<9432>、アステラス薬<4503>、KDDI<9433>、NTTドコモ<9437>もしっかり。スズキ<7269>は3%高となっている。

 セクターでは、鉄鋼、電気・ガス業、非鉄金属が下落率上位。上昇しているのは情報・通信業、鉱業、石油・石炭製品の3業種のみとなっている。

《WA》

 提供:フィスコ

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