17日、日本たばこ産業 <
2914> が3月4日に申請した抗HIV薬「ゲンボイヤ配合錠」の国内製造販売承認を取得したと発表したことが買い材料視された。
同薬は鳥居薬品 <
4551> が13年から販売している抗HIV薬「スタリビルド配合錠」の4つの有効成分のうち、テノホビル ジソプロキシルフマル酸塩を、テノホビル アラフェナミドに置き換えた配合錠。販売は契約に基づき鳥居薬品が行う。これを受けて鳥居薬品の株価も急伸している。
同時に発表した5月の国内紙巻たばこ販売数量は、前年同月比4.5%減の87億本だったものの、売上収益は0.3%増の520億円とプラスに転じた。
株探ニュース