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【特集】アップルインターナショナル<2788>---中古車輸出のパイオニア、中古車買取専門店「アップル」をFC展開

アップル <日足> 「株探」多機能チャートより

ラジオNIKKEI マーケットプレスの『フィスコ presents 注目企業分析』6月2 日放送において、アップルインターナショナル<2788>を取り上げている。主な内容は以下の通り。


Qこちらはどんな会社でしょうか?

アップルインターナショナルは中古車輸出のパイオニアとして1996 年に東南アジア諸国への中古車輸出事業を開始しました。
以来、東南アジア諸国の現地海外ディーラーを通じてクルマ社会の発展に貢献し、広く社会からの信頼を築き上げてきました。


Q事業内容の詳細について教えてください。

現在の事業は、中古車輸出事業と日本国内における中古車買取・販売事業の二本柱で構成されます。車買取専門店のフランチャイズチェーンである「アップル」の加盟店舗数は、
2016 年2 月時点で237 店舗、加盟法人数は84社となっております。また、2015 年のオリコン日本顧客満足度ランキング「車買取会社」部門で、アップルは2 年連続して第1 位を獲得しています。
アップルグループは、本体が日本からの中古車輸出を主要な事業とし、子会社が日本国内で中古車買取・販売事業のフランチャイズチェーンの本部を担当し、グループ会社が加盟店として直営店を運営しています。


Q足元の業績・通期業績については如何でしょうか?

2016年12月期第1四半期決算は、売上高が前年同期比25.8%減の35.47億円、営業利益が前年同期比39.6%減の1.20億円、四半期純利益が前年同期比49.1%増の1.57億円でした。
16年12月期通期については、売上高が前期比32.3%減の172.32億円、営業利益が前期比34.7%減の8.63億円、当期純利益が前期比44.9%減の7.02億円と計画を据え置いています。

アイ・エム自販株式の全株式を譲渡し、連結の範囲から除外しているほか、年初からの世界経済停滞による予算見直し、円高の影響を考慮しています。


Q中期経営計画に関しても教えてください。

引き続き、自動車市場の拡大が見込まれるタイを中心に東南アジア諸国およびその周辺国において、メーカーブランドの商品によって多国間の貿易ルートを確保し、高付加価値化を図ることにより自動車市場の流通の活性化と収益拡大に努めています。

中古車輸出販売事業では、タイをハブにAFTA各国への輸出拡大し、右ハンドル車が主流の国への新規輸出を図っていきます。

中古車買取販売事業については、アップルブランドの強化、アップルFC店の店舗数拡大、付帯事業の展開を進めます。

今後の成長戦略として、アジアのデトロイトと呼ばれるタイをハブとして中古車輸出事業の拡大を 図る予定です。
2015年末にASEAN経済共同体(AEC)が設立・始動したことで、域内の物・金・人・サービスなどの移動が活発化することが 期待され、タイは、1トンピックアップトラックの一大生産拠点・市場 なっています。
アップルインターナショナルは、“メイ ド・イン・ジャパン”だけでなく“メイド・バイ・ジャパ ン”の中古車輸出 に注力していく意向です。


ラジオNIKKEI マーケットプレス
『フィスコ presents 注目企業分析』毎週月・木曜14:30~14:45放送

《SF》

 提供:フィスコ

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