【通貨】来週の為替相場見通し=英国の国民投票に視線集中
ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
今週は、米連邦公開市場委員会(FOMC)、日銀金融政策決定会合とビッグイベントが続いた。特に、日銀会合では金融政策の現状維持が発表されると、急激なドル安・円高が進行。一時1年10カ月ぶりの円高水準となる103円56銭をつけた。103円半ばまで円が買われたわけだが、来週の英国の国民投票でEUからの離脱が決まった場合、100円も意識する一段の円高が進む可能性がある。一方、EU残留が決まればリスクオフ姿勢の巻き戻しで105円を超えるドル高・円安となることも予想される。いずれにせよ、来週は幅広いレンジでの取引となりそうだ。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)