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2016年06月17日17時26分

【市況】<週末コメント> ─ 来週の相場展望 ─ 2016年6月17日

 今週の日経平均終値は15599円66銭、前週末比1001円70銭安でした

 週間で1000円を超える下げ幅はこれで今年3回目。いずれも海外からのショック(円高含む)によるものですが、今回も英国のEU離脱が突如として現実的な問題と認識させられたもので、日本としてはタイミングも含めて迷惑千万といったところでしょう。タイミングというのは日経平均がきれいな下値三角もち合いを形成し、上下どちらかに放れられる良い形を取っていたためで、場合によってはうまく上昇トレンド(上放れ)に入った可能性も考えられたからです。材料次第でもち合い放れの方向は決まるのですが、今年はツキがないのか、その材料はまさかの英国のブレグジット(離脱)問題。結局、三角もち合い下放れとなってしまい、日経平均は再び調整局面を迎えることとなりました。円高と株安がリンクしている相場ですので、悪いと株価は今年2月の安値(1万4865円)近辺まで見ておかねばならないでしょう。米国が利上げを見送っている状況から円高圧力は根強いものがあり、放っておいてもいつかは100円まで行ってしまいそうなものが、英国のおかげでそれが早められた感はあります。一方、英国問題が杞憂に終われば株価は下げた分の大半は取り戻すでしょう。EU離脱の賛否は実際に投票を終えてみないとまだ分からない範囲の差であり、売り方も一方的に売れる状況ではありません。来週は結果を見てからの行動で、それまでは変にポジションを持たずに待ちたいと考えます。(ストック・データバンク 編集部)

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