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【市況】17日の中国本土市場概況:上海総合0.4%高と反発、石炭株しっかり

上海総合 <日足> 「株探」多機能チャートより

17日の中国本土市場は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比12.29ポイント(0.43%)高の2885.10ポイントと反発した。上海A株指数も上昇し、12.90ポイント(0.43%)高の3019.90ポイントで引けている。外貨建てB株相場もしっかり。上海B株指数は0.48ポイント(0.14%)高の342.05ポイント、深センB株指数は5.67ポイント(0.53%)高の1075.60ポイントで終了した。

政策期待が追い風。深センと香港間の「相互乗り入れ」(両株式市場の相互取引)解禁が近く発表される??との思惑が強まっている。現地メディアが17日、「中国の金融当局は緩和気味のスタンスに舵をきっている」と報じたこともプラスだ。中国人民銀行(中央銀行)は朝方、リバースレポを通じ400億人民元を市中に供給。期日到来分との差し引きで、週間(12-17日)で1750億人民元の供給超となった。

業種別では、石炭株の上げが目立つ。エン州煤業(600188/SH)が5.0%高、中国神華能源(601088/SH)が1.3%高で引けた。バイオ関連株やITハイテク関連株、不動産株、証券株、消費関連株、素材関連株もしっかり。

【亜州IR】

《ZN》

 提供:フィスコ

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