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2016年06月17日16時38分

【市況】最終的には結果を見極めてからのポジション取り【クロージング】

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

17日の日経平均は反発。165.52円高の15599.66円(出来高概算23億9000万株)で取引を終えた。16日の米国市場では英国のEU離脱問題への警戒、原油相場の下落などから売りが先行したが、引けにかけて自律反発の流れが強まった。この流れを受けて、日本株市場も買い先行で始まった。

また、日米欧の主要中央銀行が金融市場への緊急のドル資金供給の検討を始めたとの報道や麻生財務相による「英国が強いEUの中にとどまっている方が望ましい」との見解などが伝わると、為替市場では円高が一服。これも安心感につながり、一時15774.87円まで上げ幅を広げた。ただし、英国の国民投票を見極めたいとする模様眺めムードも強く、午後はこう着感の強い展開だった。

いよいよ来週は英国のEU離脱を巡る審判の日を迎えることになる。国民投票を前に調査結果で残留支持が優勢となるようだと、残留決定後の相場反転を意識した物色が強まりやすいだろう。とはいえ、最終的には結果を見極めてからのポジション取りになるため、週前半は短期的な値幅取り狙いとなろう。また、物色はアク抜けから主力株中心になろう。個人主体の中小型株は足元で需給が悪化しており、手掛けづらくなりそうだ。

《AK》

 提供:フィスコ

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