【特集】EG Research Memo(3):ソーシャルサポートとゲームサポートが主力
イーガーディ <日足> 「株探」多機能チャートより
■会社概要
(2)事業概要
イー・ガーディアン<6050>の主力事業は、ソーシャルサポート事業とゲームサポート事業である。ソーシャルサポート事業は、投稿掲示板やブログ・SNSなどのコミュニティサイトなどを対象に監視・カスタマーサポート、運用、分析といった多種多様な業務を代行する。全社売上の38.6%(2016年9月期2Q)を構成し、売上高の前年同期比は8.8%と成長性は全社の中では低い。
ゲームサポート事業は、オンラインゲームを運営するクライアントに対し、問い合わせ対応を始めとする運営をサポートするとともに、デバッグ等の周辺業務も請け負う。全社売上の43.2%(2016年9月期2Q)を占め、売上高の前年同期比は55.5%と成長性は高い。
アド・プロセス事業は、広告審査業務を始め、広告枠管理、入稿管理、広告ライティング等の業務を提供する。全社売上の13.6%(2016年9月期2Q)であり、売上高の前年同期比は26.0%と伸びは大きい。
その他事業は、人材派遣業務を行う子会社のリンクスタイルや脆弱性診断やセキュリティ対策サービスを展開する子会社のHASHコンサルティングの業績などが含まれる。全社売上の4.5%(16/9期2Q)と小さいものの、売上高の前年同期比は45.3%と成長性は高い。
事業モデルの特徴は、対応量(件数)に応じた課金体系であり、リーズナブルな料金で専門的なサービスを受けられ、導入までのスピードが速いのも特徴だ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)
《HN》
提供:フィスコ