【市況】ETF売買動向＝17日大引け、全銘柄の合計売買代金2512億円

　17日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比27.5％減の2512億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同29.3％減の2273億円だった。

　個別ではＥＴＦＳ　大豆上場投資信託 <1697> が新高値。ｉシェアーズ　米国債ＥＴＦ <1363> 、上場中国Ａ株パンダ <1322> 、ＮＥＸＴ　ブルサ・マレーシア <1560> 、日経３００上場投信 <1319> 、ＮＥＸＴ　運輸・物流 <1628> など10銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＥＴＦＳ　ニッケル上場投資信託 <1694> が9.44％高、ＮＥＸＴ Ｓ＆Ｐ５００　ＶＩＸ　インバース <2049> が6.45％高、ＮＥＸＴ　機械 <1624> が3.27％高と大幅な上昇。

　一方、ＥＴＦＳ　ガソリン上場投資信託 <1691> は16.39％安、ｉＰａｔｈ　ＶＩＸ短期先物指数連動受益証券発行信託 <2030> は7.14％安、国際のＥＴＦＶＩＸ短期先物指数 <1552> は6.00％安、上場インデックスファンド日本経済貢献株 <1481> は5.14％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が165円高の大幅高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1571億5300万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日の平均1823億2800万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が267億8200万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が110億2900万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が109億800万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が104億6400万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が23億8300万円の売買代金となった。

株探ニュース