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【市況】目先は反発だが、英国EU離脱リスクを織り込めば月内に1万4865円を試す展開

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 17日の東京市場は、前日の急落から一転して日経平均株価は反発、前引けの段階では前日比251円高の1万5685円で取引を終えた。米国株高が自律反発のタイミングを作ったようなものだ。

 銀行系大手の三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、「反発は一時的とみられ、今月中に1万4865円試しも」とテクニカル分析リポートで紹介している。リポートによると反発の戻りメドは1万5735~1万5944円。その後、マーケットが英国EU離脱リスクを織り込みにいけば、今月中に2月安値の1万4865円を試す展開があるかもしれないと述べている。

 マーケット参加者からは、きょうの反発は前日に売り込まれ過ぎただけの反動。23日までは不確実性が多過ぎるので、基本は様子見。午後は週末要因でポジション調整に警戒する声も出ていた。
《MK》

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