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【通貨】外為サマリー:一時1ドル104円80銭台へ上昇、リスクオフ姿勢がやや後退

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 17日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時過ぎ時点で1ドル=104円75銭前後と前日に比べ80銭強のドル高・円安で推移している。

 前日のニューヨーク市場では、英国の欧州連合(EU)離脱への懸念からリスクオフ姿勢が続き、低リスク通貨である円は一時103円76銭まで買われた。ただ、103円台では値ごろ感からの買いが入り104円台を回復した。

 この日の東京市場に移ってからも、一段のドル高・円安が進み午前9時過ぎには一時、104円82銭まで上昇した。前日、英国でEU残留派の女性議員が銃撃され死亡したが、この報道を受け、EU残留派に同情票が集まるとの見方からポンドやドルが上昇した。この日のドル高・円安は、弱気に傾いた英国問題へのセンチメントの揺り返しもあり、リスク回避の動きがやや後退した面もあるようだ。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1268ドル前後と前日に比べ0.0004ドルのユーロ安。対円では1ユーロ=118円03銭前後と同80銭強のユーロ高・円安で推移している。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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