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【材料】西松屋チェがカイ気配スタート、PB商品好調で17年2月期営業利益予想を上方修正

 西松屋チェーン<7545>がカイ気配スタートとなっている。16日の取引終了後、17年2月期の単独業績見通しについて、営業利益を68億3100万円から75億2900万円(前期比27.4%増)へ、純利益を43億2100万円から47億8400万円(同26.0%増)へ上方修正したことが好感されている。

 第1四半期に季節商品が正価で販売できたことや、PB商品の販売が好調だったことから売上高総利益率が計画を上回ったことが要因。また、業務効率化が進み、販管費が計画内に収まったことも寄与するとしている。なお、売上高は1380億円(同3.9%増)の従来予想を据え置いている。

 同時に発表した第1四半期(2月21日~5月20日)決算は、売上高358億9400万円(前年同期比3.1%増)、営業利益29億5500万円(同31.8%増)、純利益19億1700万円(同35.2%増)だった。実需ピークに合わせた納期管理の徹底が奏功し、春物衣料が好調だったほか、CM放送商品のストレッチパンツや夏物Tシャツも良好な売れ行きだった。また、ベビーカーやおしりふきなど新発売のPB商品も堅調に推移した。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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