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【市況】東京株式(寄り付き)=反発、米株高受けて買い戻し優勢

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 17日の東京株式市場は買い優勢でスタート、寄り付きの日経平均株価は前日比197円高の1万5631円と反発。

 前日の米国株市場ではNYダウ、ナスダック指数ともに朝安後に切り返し6日ぶりに反発、日経平均は前日485円安と急落していたこともあって買い戻しが先行している。日米の金融政策会合を受け日米金利拡大の思惑が後退したことや英国のEU離脱懸念なども背景に円高警戒感は根強いが、前週9日以降の急落で日経平均の下げ幅は約1400円に達しており、目先リバウンド期待も膨らむ場面だ。寄り付きはシカゴ日経平均先物の清算値にサヤ寄せするかたちで上値を指向している。ただ最近の原油市況の軟化は気がかり材料で、前日のWTI原油先物価格は急落し、1バレル=46ドル前半まで水準を切り下げており、石油や資源関連株には逆風局面となりそうだ。

 寄り付き時点で業種別では33業種全面高で値上がり上位に食料品、保険、非鉄、医薬品、卸売など。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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