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2016年06月16日17時19分

【市況】<マ-ケット日報> 2016年6月16日

 16日の市場は日経平均が大幅反落。終値は前日比485円安の1万5434円で、年初来安値をつけた2月12日以来の水準まで下げてきた。日米の金融政策が現状維持となったことで円高・ドル安が一気に進行したことが直接の売り材料に。金融政策に動きがないことは概ね分かっていたが、イベントを通過(確認)したことで、円買い、株売りのポジションを改めて持ちやすくなったようである。

 昨日の米国市場は利上げ見送りという材料出尽くし感からダウ平均が5日続落した。原油相場が下落したことも全般相場の重荷に。FRBの景気見通しはやや下方にシフトした感があり、投資家は景気回復が鈍化する懸念を持った面もある。一方、東京市場は米国の早期利上げが後退したことによる円高で、日経平均は朝方から弱含みのスタートとなった。中頃に日銀の政策現状維持が伝わるとその円高が一気に加速しついに今年の高値を更新。それに呼応して日経平均も下げ幅をみるみる広げて行った。米国の利上げ後退、日銀の緩和見送り姿勢は当面の円高・ドル安トレンドを促す要因に。これに英国のブレグジット(離脱)懸念が加わり、売り方にとって現状は仕掛けやすい状況になっているといえよう。一方、売り込みがきつい分、来週に英国の離脱が回避された場合は大きな反動も考えられる。明日以降の日経平均は下値1万5000円をメドに、引き続き円相場に振り回されるような展開となりそうだ。(ストック・データバンク 編集部)

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