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【経済】中国艦の日本領海侵入、国防部「航行の自由」と正当化


中国海軍の情報収集艦1隻が鹿児島県沖永良部島の西沖で日本の領海に入ったことについて、中国国防部は15日、「国連海洋法条約が定めた航行の自由の原則に合致する」とのコメントを発表した。
公式ミニブロクに問答形式で掲載されたもの。その中で記者は「日本の防衛省によると、15日朝、中国海軍の艦艇1隻が鹿児島付近の領海に進入したとされるが、確認させて欲しい。事実なら航行の目的は何か」と質問。これに対して国防部は「トカラ海峡は国際的な航行に用いられる海峡だ。中国軍艦の海峡通過は『国連海洋法条約』が定める航行の自由の原則に合致する」と答えた。
国家海洋局は15日、中国海警局の船3隻が釣魚島(尖閣諸島の中国語名)の領海内を巡航したと発表した。
一方、英メディアによれば、南シナ海で中国が建設を進める人工島周辺に米国が艦隊を派遣。航行の自由を主張し、中国の不興を買っている。中国艦の15日の領海侵入は、日米を牽制する狙いとみる向きもある。

【亜州IR】

《ZN》

 提供:フィスコ

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