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【通貨】NY為替:ドル・円は106円01銭、6月FOMC受け早期米利上げ観測が後退、ドル全面安

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより

 15日のニューヨーク外為市場でドル・円は、106円23銭から105円44銭まで下落し、106円01銭で引けた。

 米連邦準備制度理事会(FRB)は、連邦公開市場委員会(FOMC)で市場の予想通り利上げを見送り同時に、金利や成長見通しを引き下げたため、早期の利上げ観測が後退しドル売りに拍車がかかった。


 ユーロ・ドルは、1.1210ドルから1.1298ドルまで上昇し1.1262ドルで引けた。欧米金利差の拡大観測が後退し、ショートカバーが強まった。ユーロ・円は、118円85銭から119円49銭へ上昇した。


 ポンド・ドルは、1.4148ドルから1.42181ドルへじり高推移した。英国の国民投票を控えて欧州連合(EU)離脱懸念を受けたポンド売りがくすぶる中、英国失業率の予想外の低下を好感したポンド買いが優勢となった。ドル・スイスは、0.9661フランへ上昇後、0.9591フランへ反落した。

《KK》

 提供:フィスコ

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