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【市況】NY原油:続落、EIA週報では在庫減少も、英国懸念から売り優勢か


 NY原油は続落(NYMEX原油7月限終値:48.01↓0.48)。47.59ドルまで下落した後、いったん48.72ドルまで上昇した。前日の取引終了後発表の全米石油協会(API)の週間統計で、国内全体の原油在庫が予想外の増加だったことを受けて、原油の売りが先行。



 その後、15日発表の米エネルギー情報局(EIA)の週報(週次石油在庫統計)では、国内全体の原油在庫が予想を下回ったものの減少だったこと、原油の国内生産量(日量)が再び減少に転じたことで、買い戻しが優勢になった。しかし、原油先物の受け渡し拠点オクラホマ州クッシングの在庫増加、英国のEU離脱懸念から売りが再燃したもよう。

《KK》

 提供:フィスコ

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