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【通貨】明日の為替相場見通し=FOMCと日銀会合の結果注視

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 今晩からあすにかけての外国為替市場のドル円相場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)と日銀金融政策決定会合の結果に左右されそうだ。予想レンジは1ドル=105円30~107円30銭。

 米連邦公開市場委員会(FOMC)は5月雇用統計がさえない内容となり、市場では利上げは見送りとの見方が強い。焦点は、金利先行きを示す「ドット・チャート」の内容だが、依然、「年2回」の利上げ予想が維持されるとみられている。また、日銀会合に関しては、緩和に踏み切る可能性は市場では「30%程度」との見方が出ている。英国の欧州連合(EU)離脱懸念でリスクオフ姿勢が強まるなか、見送り観測は強い。ただ、そのなかでも追加緩和に踏み切った場合、一気に円安に振れることも予想される。市場の関心は高く、昼頃の日銀の発表直後は、相場は荒い値動きとなりそうだ。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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