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【市況】マザーズ指数は3日ぶり大幅反発、本日IPOのホープとアトラエは強い初値形成に/マザーズ市況

マザーズ指数 <日足> 「株探」多機能チャートより

 本日のマザーズ市場は、前日にマザーズ指数が10%を超える大幅安となったこともあり、朝方はリスク回避ムードが継続してスタートしたが、その後自律反発を意識した買いが優勢となった。為替相場の落ち着きとともに日経平均がプラス圏へと切り返したことも支援材料となった。なお、マザーズ指数は3日ぶり大幅反発、3%を超える上昇で前日割り込んだ1000ptを回復した。売買代金は概算で2198.64億円。騰落数は、値上がり151銘柄、値下がり68銘柄、変わらず5銘柄となった。
 個別では、マザーズ売買代金トップのSOSEI<4565>や時価総額トップのミクシィ<2121>が上昇して指数をけん引した。ほかにグリーンペプタイド<4594>、サイバダイン<7779>、JIG?SAW<3914>などが堅調。また、決算が好感されたエニグモ<3665>、イベント出展を発表したシリコンスタ<3907>、株式分割実施を発表したエボラブルアジア<6191>に加え、アウンコンサル<2459>、REMIX<3825>などが急伸。提携が材料視されたショーケース<3909>やアルツハイマー治療薬の開発方針を決定したメドレック<4586>はストップ高で取引を終えた。一方、アキュセラ<4589>は本日もストップ安水準からスタートしたが下げ渋る展開となった。ブランジスタ<6176>も一時急落したが終値では小幅安に。その他、アカツキ<3932>やジェネパ<3195>が軟調なほか、GMOTECH<6026>、インスペック<6656>、ハイアス<6192>、Hamee<3134>、バリューゴルフ<3931>は10%を超える下げとなった。
 なお、本日マザーズ市場へ新規上場したホープ<6195>とアトラエ<6194>は、ともに上場初日の気配値上限水準となる公開価格の2.3倍近辺での強い初値形成となった。ただ、その後は利益確定売りに押される展開だった。
《HK》

 提供:フィスコ

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