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2016年06月15日15時51分

【市況】東京株式(大引け)=60円高、売り一巡後切り返すも上値に重さ

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 15日の東京株式市場は、海外株安の流れを引き継ぎ朝方の日経平均株価は安かったものの、前場中盤から切り返してプラス圏で推移した。

 大引けの日経平均株価は前日比60円58銭高の1万5919円58銭と5日ぶり反発。東証1部の売買高概算は19億3842万株、売買代金概算は1兆9253億5000万円。値上がり銘柄数は1032、対して値下がり銘柄数は767、変わらずは159銘柄だった。

 英国のEU離脱に対する警戒から、前日の欧米株市場が総じて下落歩調を続けており、きょうの東京市場もこの流れを受けて主力株中心にやや売り優勢のなかで始まった。米連邦公開市場委員会(FOMC)と、日銀の金融政策決定会合の結果を見極めたいとの思惑も買いを手控えさせた。ただ、日経平均は前日までの4日間で1000円近い下げをみせていたこともあって、売り一巡後は徐々に買い戻しが優勢となった。中国・上海株指数が朝安後上昇に転じたことや、外国為替市場で1ドル=106円台前半の推移と円安含みで推移したことも買い安心感につながった。一方、市場エネルギーが盛り上がりを欠くなか、上値の重さも目立った。売買代金は2兆円に届かなかった。

 個別では、トヨタ自動車<7203>が堅調、キーエンス<6861>も買われた。ペプチドリーム<4587>も高い。ツルハホールディングス<3391>が大幅高、東芝<6502>、ラクーン<3031>も物色人気となった。ノーリツ鋼機<7744>、科研製薬<4521>が上昇、ユナイテッドアローズ<7606>も高い。

 半面、ダイキン工業<6367>、テルモ<4543>が軟調、日本ペイントホールディングス<4612>も売られた。関西電力<9503>、九州電力<9508>など電力株の下げも目立つ。クミアイ化学工業<4996>、東邦亜鉛<5707>なども値を下げた。 

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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