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【市況】国内大手証券、J‐REITで注意したいのは多くの投資家がリスク資産に係る流動性リスクを強く意識する展開

TOPIX <日足> 「株探」多機能チャートより
 国内大手証券によるJ‐REITセクターのリポートでは、足もとのJ‐REIT相場の底堅さは、日銀の追加金融緩和への期待を織込んだものではないと考えられ、今回、世界的なリスクオフの影響が大きいとは言え、不動産業株価指数は13、14日に合わせて4.6%下落し、TOPIXの同4.4%並みに下落していると分析。期待が織込まれていないと見える以上、今週日銀が追加金融緩和を決めなかったとしても、それがJ‐REITセクターにとって失望売りの材料になるとは考え難いと解説。

 同証券では、J‐REITにとって注意したいのは、今後FOMCや英国のEU離脱を巡る国民投票などを経るなかで世界的にリスクオフが加速し、多くの投資家がリスク資産に係る流動性リスクを強く意識する展開であるとの見解を示している。
《MK》

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