
ツルハHD <日足> 「株探」多機能チャートより
―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の6月13日から14日の決算発表を経て15日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 ツルハHD <
3391>
16年5月期の連結経常利益は前の期比16.6%増の326億円になり、17年5月期も前期比16.2%増の379億円に伸びを見込み、24期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。
★No.2 ファストロジ <
6037>
16年7月期第3四半期累計(15年8月-16年4月)の経常利益(非連結)は前年同期比11.2%増の3.8億円に伸びたが、通期計画の5.5億円に対する進捗率は70.2%にとどまり、前年同期の75.7%も下回った。
★No.4 東建コーポ <
1766>
16年4月期の連結経常利益は前の期比32.5%増の136億円に拡大し、17年4月期も前期比10.8%増の150億円に伸びを見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<
3391> ツルハHD 東1
+8.63 6/14 本決算 16.18
<
6037> ファストロジ 東1
+8.23 6/14 3Q 11.21
<
6065> サクセスHD 東1
+5.64 6/14 本決算 -
<
1766> 東建コーポ 東1
+0.86 6/14 本決算 10.75
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした15日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース