【特集】決算マイナス・インパクト銘柄 【東証1部】 … TASAKI、オハラ、丸善CHI (6月14日発表分)
オハラ <日足> 「株探」多機能チャートより
―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の6月13日から14日の決算発表を経て15日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 オハラ <5218>
16年10月期の連結経常利益を従来予想の7.7億円→3.4億円(前期は13.1億円)に55.8%下方修正し、減益率が41.5%減→74.2%減に拡大する見通しとなった。
▲No.2 TASAKI <7968>
16年10月期第2四半期累計(15年11月-16年4月)の連結経常利益は前年同期比10.6%減の18.5億円に減り、通期計画の28.3億円に対する進捗率は5年平均の138.6%を下回る65.6%にとどまった。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<5218> オハラ 東1 -4.72 6/14 上期 赤転
<7968> TASAKI 東1 -4.15 6/14 上期 -10.64
<3159> 丸善CHI 東1 -1.06 6/14 1Q 14.97
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした15日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。
株探ニュース