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【特集】決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … エニグモ、アルデプロ、明豊エンタ (6月14日発表分)

エニグモ <日足> 「株探」多機能チャートより

―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―

 企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

 以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の6月13日から14日の決算発表を経て15日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1 エニグモ <3665>
 17年1月期第1四半期(2-4月)の連結経常利益は前年同期比61.1%増の4.2億円に拡大し、通期計画の10億円に対する進捗率は42.7%となり、4年平均の47.2%とほぼ同水準だった。

★No.2 フォーシーズ <3726>
 16年9月期の連結経常利益を従来予想の1億円→2億円(前期は7700万円)に2.0倍上方修正し、増益率が29.9%増→2.6倍に拡大し、7期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

★No.3 明豊エンタ <8927>
 16年7月期第3四半期累計(15年8月-16年4月)の連結経常利益は前年同期比5.9倍の3億2400万円に急拡大し、通期計画の2億8000万円に対する進捗率が115.7%とすでに上回り、さらに5年平均の87.3%も超えた。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード 銘柄名    市場  上昇率  発表日 決算期 経常変化率

<3665> エニグモ    東M   +15.19   6/14   1Q    61.13
<3726> フォーシーズ  東2   +3.47   6/14  上期    黒転
<8927> 明豊エンタ   JQ   +2.80   6/14   3Q   489.09
<8925> アルデプロ   東2   +0.92   6/14   3Q   1247.54

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした15日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

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