【材料】ヤマハ発が反発、欧州大手証券は会社計画に対し計200億円程度の収益補完は可能との見解
ヤマハ発 <日足> 「株探」多機能チャートより
クレディ・スイス証券は、同社の二輪事業は依然、通期グローバル販売台数が会社計画を下回るとの見方は変わらずとのリポートをリリース。マリン事業は第1四半期同様、前年同水準の販売が続くとみるほか、特機事業のROVの足もとの販売進捗がやや遅れている点や新型ピュアスポーツROVであるYXZ1000Rの販売が伸び悩んでいる点を指摘し、通期でも下振れる可能性があろうと解説。
それでも、感応度が高い為替変動による業績の振れ幅は大きいものの、会社計画に対し、価格調整効果、コストダウン/原材料安効果の上積み、成長戦略費用の抑制などで、計200億円程度の収益補完は可能との見解を示している。投資評価は「ニュートラル」を継続、目標株価は2050円から1900円へ引き下げている。
《MK》
株探ニュース