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2016年06月15日08時13分

【為替】今日の為替市場ポイント:ドル・円は106円前後で推移か、米FOMC会合を控えて主要通貨の為替取引は動意薄に

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより

14日のドル・円相場は、東京市場では106円42銭から105円63銭まで下落。欧米市場でドルは105円65銭から106円18銭まで反発し、106円11銭で取引を終えた。

本日15日のドル・円は、106円前後で推移か。多くの投資家は、米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合結果を見極めたいと考えており、日中における主要通貨の為替取引はやや動意薄の状態が続く見込み。

今回のFOMC会合では、5月米雇用統計の悪化を考慮して追加利上げの見送りが賛成多数で決まるとみられている。英国の欧州連合(EU)離脱の是非を問う国民投票の結果を確認する必要があることも、追加利上げ見送りの理由のひとつに挙げられている。市場関係者の間では、今回の声明内容とFOMCの経済見通しに対する関心が高い。年内2回の利上げ見通しが変わっていない場合、ドル買いが優勢になるとの見方は多いようだ。

ただし、英国民投票でEU離脱支持が過半数を占めた場合、年内2回の利上げは難しくなるとの意見も聞かれている。英国のEU離脱が世界経済や金融市場にどのような影響を与えるのか、現時点では予測困難との見方は少なくない。現時点でインフレ加速を示唆する兆候は表れていないことや金融市場の不確実性が高まるリスクがあることを考慮して、今回のFOMC声明は7月追加利上げを予告する内容にはならない可能性がある。

《WA》

 提供:フィスコ

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