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【市況】11時時点の日経平均は大幅に4日続落、小野薬やPDの下げ目立つ

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

11時00分現在の日経平均株価は15794.48円(前日比224.70円安)で推移している。週明け13日の海外市場では、英国の欧州連合(EU)離脱問題への懸念からリスク回避の流れが続き、NYダウは132ドル安と連日で3ケタの下落となった。こうした流れを受けて日経平均は17円安からスタートすると、一時プラス圏に浮上する場面も見られたが、節目の16000円を割り込み下げ幅を拡大する展開となっている。新興市場でもリスク回避ムードが広がり、マザーズ指数は一時9%を超える下落となった。

個別では、トヨタ自<7203>、ソフトバンクグ<9984>、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、ソニー<6758>など売買代金上位は全般軟調。小野薬<4528>は4%超安と下げ目立つ。中小型株の下げがきつく、PD<4587>は商いを伴って6%の下落に。また、NEXYZ.<4346>、ベリサーブ<3724>、リニカル<2183>などが東証1部下落率上位となっている。一方、売買代金上位ではキーエンス<6861>やNTTドコモ<9437>が小幅ながらプラスを維持している。また、アイオデータ<6916>、東建コーポ<1766>、くら<2695>などが東証1部上昇率上位となっている。ただ、東証1部の値上がり銘柄は全体の6%程度にとどまっている。

《HK》

 提供:フィスコ

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