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【材料】トヨタが続落、リスクオフ相場の象徴で注目度高まる

トヨタ <日足> 「株探」多機能チャートより
 トヨタ自動車<7203>が売り優勢でスタート、前日は東証1部上場企業のなかで売買代金断トツと注目度は高く、引け際一段安となり安値圏で引けたが、きょうも世界株安の流れを受けて売りに押される展開。当面は4月11日につけた年初来安値5256円が下値メドとして意識される。

 外国為替市場では1ドル=106円近辺の攻防で円買いの動きは一服しているものの、引き続き円高警戒感は強い。同社の今期想定為替レートは1ドル=105円だが、英国のEU離脱懸念などを背景に一段と円高が進行するようだと輸出採算悪化に対する懸念が膨らみ見切り売りを誘発する可能性も意識される。


出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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