市場ニュース

戻る
 

【市況】自律反発意識も調整本格化へ/日経225・本日の想定レンジ

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

[本日の想定レンジ]
 13日のNY市場は下落。英国の欧州連合(EU)離脱の懸念などを背景に売りが先行。フロリダ州で発生した銃乱射事件を嫌気したリスク回避の動きもあり、引けにかけて下げ幅を拡大した。ダウ平均は132.86ドル安の17732.48、ナスダックは46.11ポイント安の4848.44。シカゴ日経225先物清算値は大阪比50円安の15920円。

 シカゴ先物にさや寄せする格好から、日経平均は節目の16000円を割り込んでこよう。その後は前日の大幅な下げの反動も意識されやすく、16000円処での攻防といった展開が見込まれる。とはいえ、一目均衡表では雲を下放れる格好となり、遅行スパンについては高値ピークを通過したにも係わらず、5月安値を下回る格好で陰転シグナルを発生させている。MACDでは-200近くまで下げてきたほか、シグナルもマイナス圏となり、調整本格化へ。価格帯別出来高では支持線となる商いの積み上がりがなく、一段安を警戒しておく必要。15750-16050円のレンジを想定。

[予想レンジ]

上限 16050円-下限 15750円

《TM》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均